ほったらかし投資を始めたきっかけ
仕事をはじめて3年25歳から投資をはじめました。始めたのは2017年で今月でちょうど4年になります。
最初に私のプロフィールと投資に至った経緯を書きます。
プロフィール
2021年現在で29歳。マーケティング会社にてコンサル営業職に従事。毎日朝から晩までではないが、自主的な仕事の情報収集含めると一日10数時間は仕事関連の時間。2018年に結婚。子供が今年産まれる予定。
きっかけ
投資のきっかけは、定期預金をしていても全くお金がほぼ増えないことに気づいたことでした。仕事を始めてからなんとなく普通預金から自動積立の定期預金で毎月10万円ほど貯めていました。定期預金で400万円まで貯蓄していましたが定期預金でも金利でつくお金は100円未満。
なんとか塩漬けのお金を増やす方法はないのかと調べ始めたのが、ほったらかし投資を始めたきっかけでした。
最初は株式投資やFXなどを調べていたのですが、本業を重視したかったので日中に株取引やチェックをすることは避けたいと思ったのと、自分の性格上、気にし始めるとそのことしか手がつかなくなるので、全く手をかけずに投資をすることは出来ないかと考えリサーチをしました。
- インデックス投信
- ロボアドバイザー投資
WEBや本で調べた中で行き着いたのが上記の投資方法で、いわゆる手間をかけず長期分散投資ができるものが最終的に候補となりました。
結果的に2017年6月からほったらかし投資先としてロボアドバイザーのWelthnaviを選び運用を開始しました。
その後は2019年8月SBIでiDeCoを開始。続いて2020年11月つみたてNISAをauカブコム証券で開始しました。
ほったらかし投資の詳細
Wealthnaviを最初に選びました
2016年開始サービスだったので当時はほとんど情報がなく、かつ初期投資最低額が100万円から(現在は10万円から)だったので結構勇気のいる選択でした。
ただ定期預金よりマシになって、何もしなくていいならということで始めてみました。
WealthNaviの開始は非常に簡単で、口座の開設、引落し口座設定をして、投資目的、リスク許容度など6つの質問に答えるだけで運用プラン、ポートフォリオが組まれます。あとは月ごとの引き落とし金額を決めてほったらかすだけで、自動的にETF(上場投資信託)を購入してくれるので投資を開始できました。
私のWealthNaviの設定
- リスク許容度は5
- 毎月の投資額平均93,000円
- 当初は毎月1回、途中から月5回引落に変更
ポートフォリオが値動きや配当などで崩れた場合にリバランスという調整が必要なのですが、Welthnaviはそんな調整も全く必要なく、税金最適化も全て自動で行ってくれます。
SBI証券iDeCoを2019年から開始
2019年当時WealthNaviで少しづつ成果が出始めていたのと、節税効果が高いというテレビのニュースに釣られたのと、インデックス投信も2017年に調べていてそのメリットデメリットをある程度理解していたので開始しました。
また手元にお金があると使ってしまう可能性もあるので、老後の旅行資金とも思ってiDeCoを開始することにしました。
特に証券会社にこだわりはなく、商品の取り扱い数も多かったSBI証券を選びました。
私のiDeCoの設定
- 毎月投資上限の23,000円を積み立て
- eMAXIS Slim全世界株式に90%
- eMAXIS Slim先進国株式インデックスに10%
年金用ということもあり、全世界分散投資のインデックスファンドを選択しました。
会社にiDeCoの申請を出すのは最初面倒でしたが、口座を開設し書類を提出し、開設が終わり運用商品を選んだ後は完全にほったらかし状態です。
積み立てNISAを2020年から開始
2018年結婚直後は出費が多かったのであまりチャレンジはしていませんでした。2020年に入り少し余裕が出てきたので気になっていた「つみたてNISA」にチャレンジをしようと思い、auユーザーでポイントが貯まるキャンペーンもやっていたのでauカブコム証券で口座開設をしました。
もし万が一があって証券会社が破産した場合、預金保険で保護されるのは1,000万円までなので、念のためのリスクも考え金融機関は分けています。
私のつみたてNISAの設定
- 毎月投資上限の33,333円を積み立て
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に55%
- 楽天•全世界株式インデックス•ファンドに15%
- SBI•V•S&P500インデックス•ファンドに30%
運用益は非課税になるので、少しリスク高くとも現状のアメリカの情勢を見るとまだ上がり続けるだろうと見て米国株式のインデックスに寄せています。
4年間のほったらかし投資運用実績
2017年6月にほったらかし積立をはじめて、4年の2021年6月15日現在です。
積立元本が514万円に対して、705万円で含み益は191万円になりました!200万円近くが4年間で増えました。全体の利回りは37%でした。
年間換算すると約50万円ずつ増えていて、年利9%ということなり、20代のボーナス平均額分くらいが、ただ単にほったらかしていただけで増えたことになります。
もし定期預金でそのままにしていたらと思うと、本当にはじめていて良かったと思います。
もう少し詳しく見ると最も成績が良かったのは、WealthNaviの米国株で利回り58%をたたき出しています。
ずっと運用していた中で米国株は次のダウ平均のチャートを見ていただいてもわかりますが、ずっと右肩上がりで伸びていいました。
長期分散投資は右肩上がりであれば、短期的にはコロナショックや経済リスクによりマイナスが出ても、引き出さずに運用を続ければ株式市場自体が崩壊するようなことがない限り最終的には利益は出ます。
コロナ対策と経済対策を見てもやはりアメリカは強いと感じたので、2020年から始めたつみたてNISAは米国株式インデックス中心の投資配分としました。
まとめ。ほったらかし投資こんな人おすすめ
- 普段仕事忙しくて株の売買できない
- 今現在、普通預金•定期預金に塩漬けのお金がある
- 余剰資金で投資をしてみたいがそんなに勉強もしたくない
本業に集中でほとんど投資に関しては時間をかけられない中で、私自身、本当にほったらかしにしただけでした。たまに資産状況は家計簿アプリのMoney Forwardに各口座を連携しているのでそこでチェックするくらいでした。
たったそれだけで4年間で約200万円も増え、ちょっとした車を買えるくらいになったのは驚きでした。今後もコロナ禍から世界経済が回復し、世界全体の株価が上昇してくれることを祈りつつ、運用を続けます。
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