コロナ禍でリモートとオフィスを行き来するハイブリッドワークが当たり前になりました。
同時にZoomやTeamsを使ったミーティングやウェビナー開催も当たり前になりましたが、どうしても顔が暗くて印象も暗く見えてしまう、なぜか太って見えるなどのトラブルで、顔出しをしなくなってしまうことも。
メラビアンの法則によると、表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報」が人に与える影響度は55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報」は38%、会話そのものの内容である「言語情報」は7%と言われています。それほど、人は視覚情報に頼っているのでZoomやTeamsの映りをよくすることで、打合せや商談をスムースにことにもつながるかも!?
ということで、この記事ではZoom、Teamsなどを使ったウェビナーで映りをよくするおすすめ機材をご紹介します。
映りをよくするポイント
ウェビナー映りを良くするためのポイントは3つあります。ひとつめはカメラの質とアングル、二つめはライティング、三つめは背景です。
まずカメラの質とアングルですが、最近ではノートPCに搭載されているカメラの質も上がってきましたが、薄型な液晶に埋め込まれたカメラはどう頑張っても画質は低めです。外付けのカメラにすることで劇的に画質が変わります。
またノートPCのカメラを使う場合、ノートPCは机に置くことになると思います。そうなると必然的に下からのアングルで顔が映ります。これが顔が大きく見えてしまう原因になっているのです。ウェビナーの場合は目線まっすぐの位置にカメラが来るようにする事で、顔も大きく見えず、画面越しの相手を真っ直ぐみることになるので自信を持ってまえます。カメラ位置を自由に変えられるようにすることがおすすめです。
ライティングは最もウェビナーの印象を左右する要素の一つと言えます。よくありがちなのは、後ろの背景が明るく、顔が暗くなってしまうことで全体が暗く見えることがよく起こります。
なぜこのようなことが起こるかというと、天井からのライトだけに頼っているため、自分の正面からの光がないために暗く見えます。写真の逆光の原理と同じです。つまり必要なアイテムとしては正面から顔を照らせるライトがあることで改善できます。
最後に背景ですが、おしゃれなカフェや専用のスタジオが使える環境でウェビナー配信が出来ることは少ないでしょう。ZoomやTeamsのバーチャル背景を使うことも多いかと思いますが綺麗に背景が抜けないこともチラホラ。そんな時には思い切って背景をグリーンバックにしてバーチャル背景を駆使したり、もしくはちょっとした装飾でも雰囲気を変えることもできます。
ここからは実際におすすめアイテムを紹介していきます!
ウェビナー配信におすすめなカメラ
まずは手軽に購入もできて、初心者でも設置や設定も簡単なWEBカメラのおすすめをいくつか紹介します。
ロジクール C922n
画質と価格のバランスの取れたWEBカメラです。フルHD画質でオートフォーカスに対応しているので、鮮明な映像を撮ることができます。また、三脚付きでアングルも自由に変えられることがポイントです。
Webカメラと調べるとよくわからない中国製ブランドの安いものが出てきますが、あたりが少なく安物買いの銭失いになりがちです。こちらはロジクール製でWebカメラも長い間使ってきていて使いやすさと品質やサポートも安心感があります。
さらに画質と見栄えにこだわりたい方にはこちらがおすすめです。
SONY Vlogカメラ ZV-1
Webカメラとしても使えるソフトウェアが用意されていて、適度なボケ感を出したり、自動的に顔に明るさを合わせてくれるなど、綺麗に映るための自動設定がされているカメラです。他とは違うウェビナーをやりたいけども、プロ用機材までは必要ないという方におすすめです。
おすすめなライティング機材
ライティング機材はカメラと打って変わって、中国製の安物でも十分明るくて、調光、調色ができるものがおすすめです。値段で機能が変わることはほとんどないです。
6インチリングライト クリップタイプ
こちらはノートPCや机などにクリップで挟み固定するタイプです。自宅や少人数の会議室からの配信の場合にはこちらのリングライトで必要十分です。
10インチリングライト 三脚タイプ
こちらは10インチの三脚で設置するタイプのリングライトです。クリップを使いにくい場所で収録する際におすすめです。サイズは大きかなりますが、6インチのものと明るさはそこまで変わりません。
NEEWER LEDスタンドライト
これは比較的広めな部屋、会議室での収録の場合におすすめなLEDライトです。もちろん調光、調色機能付きでスタンドも付いていて、角度や高さも自由に変えられます。給電はコンセントからなのでリングライトよりも明るいです。
ウェビナー背景におすすめアイテム
背景をバーチャル背景にするパターン。そのままの背景を生かすパターン両方のおすすめアイテムを紹介します。
まずはバーチャル背景を使う場合です。
HEMMOTOP グリーンバック
ZoomやTeamsなどのバーチャル背景を綺麗に活かすためのグリーンバックです。なぜグリーンバックが良いのかというと、人と背景の境界線を発揮させることでソフトウェア上で処理をしやすくなるため、結果的に綺麗にバーチャル背景が適応されます。
ただしバーチャル背景の綺麗さはPCのスペックにも依存するため、場合によってはうまくいかないこともあります。
そんな時は自宅や会議室の背景を少し工夫することで見栄えを良くすることもできます。
不二貿易 観葉植物 フィカスA
座る椅子の横に置いてあって、ウェビナー画面の一部に映り込んでいるだけでも見栄えが良くなります。人口観葉植物なのでメンテナンスフリーです。人口観葉植物でも近寄ればわかりますが今は相当リアルな仕上がりになっています。画面越しには確実に本物かフェイクかは区別がつきません。
置く場所がないという場合には、近くに小さな観葉植物をおく方法もあります。
DEWEL オープンシェルフ
大きな観葉植物を置くのは機能的にも場所的にも無駄になるから避けたいという場合には、おしゃれなシェルフを置いて本棚や物置としても使いながら小さめの観葉植物を置いて見栄えを良くする方法もありますよ。
VIIVEI アートフレーム
最後に紹介するのはアートフレームです。こちらは北欧風のアートフレームで、いつも何もない白壁を背景にしているという方は、こういったさりげないアートフレームを背景に飾ることでグッとおしゃれな雰囲気を出すことができます。
以上見栄えのいいウェビナー配信を実現するおすすめの機材を紹介しました。
ぜひこの記事を参考にワンランク上のウェビナーを開催してください。